とある殺し屋のちょっとした失敗

とある殺し屋のちょっとした失敗



どうやら俺は受ける仕事を間違えたらしい、、、


俺はしがない殺し屋だ。今日は医療系企業の社長の暗殺という比較的楽で金が儲けやすい仕事だ。そう、楽なはずだったんだ。


「はぁ、はぁ、聞いてないぞ!な、なんなんだ"あれ"は!」

俺は見てしまった、大量の人間の死体と"人形"を、最初は人が寝てるだけだと思ったんだ。

だが違った、異常なほどに形を整え綺麗にされた死体だったんだ!その死体が大量に羅列されてる光景は底知れぬ悍ましさを感じたんだ、、、


ここで引き返せばよかったのだろうか?


しかし、俺はその先に行ってしまった。そこには"人形"があった。そして俺がその部屋に踏み入った瞬間"人形"が一斉にこちらを見た。俺は怖くなって逃げ出して今に至る。

(はぁはぁ、、、あ!目の前に人がいる!助けてもらおう!)

その時俺は恐怖のあまり相手の顔を見ていなかった。そう、その以上に高い身長の男は今回のターゲットだった。

「おい!そこの人!助けてくれ、変なものに追われてるん…?」

目の前の男は耳まで裂けるような笑みをした後こちらに向かって歩き出した








後日殺し屋は任務には失敗したが無事に帰ってきて仕事も続けていたが、その目には光がなく無機物の用だった。


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